■仮想通貨デイリーニュース(2019/06/05)
渡邊 慎之介です!
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早速、話題になっていましたね!
「投資の神様」ウォーレン・バフェットさんとお昼を食べる権利を456万7888ドル(約5億500万円)で獲得したトロンのジャスティン・サンCEOが、CNBCのインタビューに答えて抱負を語りました。
そのランチに招待する友人枠にはイーサリアム共同創設者のヴィタリック・ブテリン氏、ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏、バイナンスのジャオ・チャンポン(通称CZ)CEOなどに声をかけることを予定しているとのこと。
注目すべきは、そのランチの目的ですよね??
率直に言うと、バフェットさんに対して前向きなアピールをすること!
その理由は本人らのコメントのとおりです。
バフェットの投資理論「バリュー・インベストメント」のおかげで富を築くことができたというサン氏。尊敬するバフェット氏が「殺鼠剤を二乗したもの」などビットコインと仮想通貨を度々批判していました。
それに対してサン氏は「ウォーレン・バフェットは、ブロックチェーン業界に関する正しい情報源を持っていないのだと思う。メディアによって誤った解釈を持っている。だから我々は彼とランチをしてコミュニケーションを図り、過去10年間我々がどれほど進歩したかを伝える」と説明しましたね。
現状、バフェットさんは、ブロックチェーンに対しては肯定的な見方を示しています。そのうえで仮想通貨(暗号資産)自体に対しても同様に肯定的な見方をした場合、どうなると思いますか??
相場に大きな影響を与えることになるでしょう!
もちろん肯定的な見方、否定的な見方によって相場は動きます!
今後の展開がさらに楽しみですね!
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ビットコインの歴史:2017年「仮想通貨元年」9月~12月
渡邊 慎之介です!
・9月 ~ 中国のICO禁止など逆風が相次ぐが日本では続伸。
中国のICO(仮想通貨による資金調達)禁止および主要取引所の閉鎖という二重のチャイナショックで、仮想通貨全体の時価総額が落ち込む事態がありましたが、既に日本人が最もビットコインを買っているため、その影響は限定的でした。
またJPモルガンCEOダイモン氏の「ビットコインは詐欺」発言が注目されましたね。金融界の著名人の発言は肯定派否定派に分かれたことも記憶に新しいですね。
・10月 ~ 金融庁の仮想通貨交換業者登録が完了。
金融庁の仮想通貨交換業者に11社が登録されると9月29日に発表がありましたね。初営業日の10月2日にビットフライヤー社がモナコインを取り扱い開始するサプライズがありMONAが急騰しました。日本ではある程度、安心して仮想通貨取引所が使えるように世界に先駆けて法整備が進んでいます。
・11月 ~ フォークコインの乱発。
以前にビットコインキャッシュがハードフォーク(ブロックチェーンの新仕様採用)で成功したため、同じ方式でのフォークコイン(新たに分裂した仮想通貨)が乱発されました。ビットコインゴールドは対応した取引所も多かったですが、ビットコインプラチナにいたっては韓国人高校生のいたずらであったという顛末も12月に発覚しましたね。
なお、New York Agreementで合意されていたSegWit2xはコード品質に問題がありハードフォークを延期することになり、これは安心材料につながりました。一部のマイナーがSegWit2xのノードを強行的に動作させようとしましたが、バグがあり分岐直前にフリーズしたためゲリラ的なフォークも発生しませんでした。
・12月 ~ シカゴ・オプション取引所(CBOE)にビットコイン先物が上場。
12月10日(日本時間11日)に米シカゴ・オプション取引所(CBOE)にビットコイン先物が上場、引き続き18日に米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)でも上場されました。機関投資家の参入により、ビットコインは新時代へと一歩を踏み出したね。
また、ボーナス時期にあわせるようにコインチェックが宣伝にタレント出川哲朗さんを起用、GMOコインも電車の中吊りに広告を打つなど、国内取引所各社が宣伝に力を入れました。 また、初心者への入門書も数多く出版されるようになってきました。
ビットコインの歴史:2017年「仮想通貨元年」6月~8月
渡邊 慎之介です!
6月 ~ VALUローンチで賛否両論
国内で初めてビットコインが決済以外で使えるサービス「VALU」が5月末日にローンチされましたね。
これは個人のファンクラブ会員権もしくはトレーディングカードのようなものをビットコインで売買できるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)です。
これを使ってさっそく個人でも多額のビットコインを調達するユーザーが現れて、6月初旬に賛否両論を集めました。
トレード目的以外の層を取り込んだ初めての事例ですね。
7月 ~ 金融庁「仮想通貨は非課税」
7月1日より、「消費税法施行令の一部を改正する政令」により仮想通貨は非課税となりましたね。それまでは金地金のように消費税込みだったものが、より貨幣に近い立場に。
「分裂問題」はビットコインコア側が提起したUASF(User Activated Soft Fork )に対抗する形で、マイナー側のUAHF(User Activated Hard Fork : ビットコインコアからの独自分裂を主張する)勢力がビットコインキャッシュとしてスピンアウトすることになり、ギリギリで回避されました。
8月 ~ 新通貨ビットコインキャッシュ誕生
ビットコインキャッシュが誕生。
長年くすぶっていた分裂騒動が新しい展開を見せ、本家ビットコインからのれん分けするような形で新通貨が生まれました。
うまく分岐したため、不安感で下げていたビットコイン価格は上昇。ビットコインキャッシュは、分岐直後には、なかなかブロックが生成されずに送金に使えない不安定な状態でありましたが持ちこたえて、
現在はスムーズに送金することができるようになりました。
ビットコインの歴史:2017年「仮想通貨元年」3月~5月
渡邊 慎之介です!
3月 ~ ビットコインが金を超えた?
ビットコインの価格が、金の1トロイオンスの価格を上回る。
ただし、1週間もしないうちに期待されていたETF(金融商品)化がSEC(アメリカ証券取引委員会)に却下されたために、3割近くも急落するなど大きく売り込まれる局面がありました。
4月 ~ ビックカメラなどでビットコイン取り扱い開始
4月1日は改正資金決済法が施行され、日本においては、仮想通貨はよりお金に近い立場となりました。
ビックカメラなど店舗でビットコイン決済ができるようになったという明るいニュースも続きましたね。
5月 ~ 分裂問題で緊張高まるが世間に認知拡大
ビットコインの「分裂問題」がクローズアップされ危機感が募りました。
New York Agreementにて妥協案を採用したが、ビットコインコアの賛同が得られておらず課題は残りましたね。
この頃から「仮想通貨」の存在と動向を世間も意識することになり、急な暴落の都度、ブログなどのネットでも盛り上がりが見られるようになりました。
相場変動の激しさは相変わらずで、5月25日に34万円台だったビットコイン価格は27日には20万円台まで急落する一幕もありました。
ビットコインの歴史:2017年「仮想通貨元年」1月~2月
渡邊 慎之介です!
・1月 ~ ジェットコースターの幕開け
2016年末から大手取引所のビットフライヤーがテレビCMやYouTube広告を流しはじめましたね。
ビットコインへの世間の注目度アップに貢献していました。1月4日、正月明けに銀行振込が着金するタイミングでビットコインの値段が15万円まで高騰したものの、翌日1月5日から下落を続け8万円台まで戻るというジェットコースターぶりを見せつけました。
これは中国当局による取引所立ち入り検査と規制発表があったためであり、今年は仮想通貨に取り組んでみようと考えた初心者への厳しい洗礼となりました。
・2月 〜 盛り上がりの場は中国から日本へ
中国の大手取引所がマネーロンダリングの指摘を受け、ビットコインの引き出しを停止したため価格も一時下落しました。しかし、その代わりに中国では対面でビットコインを売買するLocalBitcoins.comの利用が増えて、取引所以外に交換の場所が移るだけでビットコインを完全に禁止するのは困難であることを見せつけました。
そして、中国に代わり日本のビットコイン取引高(FXを含む)のシェアが世界一となり、選手交代の風が吹き始めました。